美容プロテインを使ったファスティングのやり方をご紹介!【医師監修】

美容プロテインを使ったファスティングのやり方をご紹介!【医師監修】

ダイエットや美容、健康維持にも効果が認められているファスティング。体調を崩さずに実践するためには、ファスティング中の栄養摂取が大切ですが、実はプロテインが非常に相性が良いのはご存知ですか?

 ダイエットや美容に関心がある方なら、
一度は耳にしたことがあるかもしれない「ファスティング」。
飽食の時代で、常にはたらき続けて疲れている消化器官にとって、
ファスティングの効果は医学的にも認められています。
 今回は、ファスティングによって得られるうれしいカラダへの効果とともに、
プロテインを活用したおすすめのファスティング方法を医師監修のもとでご紹介いたします。

1)ファスティングとは?

 「ファスティング」とは、英語で断食のことですが、
一般的にファスティングプログラムとして行われる場合には、
一定期間、固形物を摂取しないことで、消化器官を休ませて、
カラダをリセットさせること」を指します。

2)なぜファスティングが必要なの?

 食べ物を食べてから、消化し、排泄するまでに、個人差もありますが、
24時間~72時間がかかると言われています。
 1日3食をすることが一般的ですから、私たちの胃や腸の中には
常に何かが入っている状態が当たり前=消化器官は24時間労働を
繰り返しているようなものです。

 定期的に胃腸の調子が悪くなったり、
消化不良を起こしたりすることがあるようなら、
それは消化器官の疲労が顕著に表れているわけです!
(頻繁に飲酒をする、夜遅くに食事をする、
間食をするという人は特に注意が必要です!)

 ファスティングによって消化器官への負担を減らしてあげることで、
消化器官がのはたらきが調整されてデトックスが促され、
また自律神経が整うことで、さまざまな健康・美容効果を
得ることができるのです。

3)ファスティングのメリット

 ファスティングによって胃腸を休めることで、
カラダには次のようなうれしいメリットがたくさんあります。

  • 便秘の解消(宿便のデトックス)
  • ダイエット効果
  • 内臓脂肪や総コレステロール、血糖値の改善
  • 肌トラブルの解消(ニキビや乾燥など)
  • 自律神経の乱れが改善(リラックス効果)
  • 睡眠の質の向上
  • 慢性的な疲労感の回復

 一方、デメリットとして、慣れるまでは空腹感が辛く感じるかもしれません。ただ、特に普段から間食をしている人にとっては、
空腹感は脳にとっても非常に重要なシグナル。
空腹感が乱れた自律神経を整えるカギにもなるので、
そのことを意識して我慢してみるとよいでしょう。

4)プロテインを活用した2日間のファスティングのやり方

 ヘルシー志向から、最近では高価なファスティングダイエット用の
ドリンク等も販売されていますが、実はファスティングは、
栄養価の高いプロテインとヨーグルトさえあれば、
誰でも簡単に実践することが可能です。
今回は、内科・アンチエイジングの専門医である
青木晃医師に監修いただいた2日間のファスティング方法をご紹介します。

ファスティング前日:

 準備期間にあたる前日は、軽めの夕食で済ませます。
できれば和食系のあっさりとしたメニューにして、
消化に悪い脂っこいものや食べ過ぎには注意してください。

例:ごはん、みそ汁、魚、納豆、お豆腐、サラダ、そば等

ファスティング1日目:

1日3食を以下のメニューだけで過ごします。

  • ヨーグルト120g(腸まで乳酸菌が届く商品。低脂肪・低糖質のもの)
  • プロテインドリンク

 水分については、できれば炭酸水がおすすめで、
1日2リットルを目安に摂取してください。
レモンやライムを搾ると飲みやすくなります。

ファスティング2日目:  

 朝、昼は、1日目と同様にヨーグルトとプロテインドリンクで過ごします。
夕食は、少しずつ胃腸を慣らしていくために、

  • お粥(レトルト品も可・できれば白米よりも雑穀米)
  • 具のないお味噌汁

 水分は1日目と同様に、2リットルを目安に摂取してください。

ファスティング翌日:

 普段通り食事をしても問題ありませんが、
いきなり脂っこいものは避け、できれば和食などのあっさりしたもので、
消化器官を慣らしてあげましょう。

どれくらいの頻度でやるのがおすすめ?  

 このファスティングは、2週間に一度(隔週)で実践するのがおすすめです。
2日間が我慢できないという人は、まずは1日から実践するのもOKです。

 また、ファスティング中の空腹への対策法として、
一緒にチャレンジする人がいると辛い空腹も乗り越えらたりするものです。
仲間を誘ってみるのもおすすめです!

5)ファスティング中の栄養補助食品の選び方

 カラダを整えるためにも大事なのが、
ファスティング中の栄養補助食品の選び方。
ファスティング用の酵素ドリンクも多く販売されていますが、
高価なものであったり、安価な商品には不要な添加物や甘味料等も
使用されていることが少なくありません。

 また酵素については、消化器官によってたんぱく質に分解され、
そのまま取り込まれることはほとんどありません。
それであれば、高価な酵素ドリンクをわざわざ購入せずとも、
プロテインを活用するのがお手軽でおすすめです。

 その場合には、以下の点に注意しましょう!

  • ビタミン、ミネラルがバランスよく含まれているか(脂肪燃焼にも必要なため)
  • 不要な添加物が含まれていないか(合成甘味料や着色料、保存料等)
  • 糖質を多く含まないか(1食当たり170kcal未満がのぞましい)
  • 1食当たり10g~20g程度のたんぱく質が摂取できるか

 美容プロテインであるBicleは、ビタミン・ミネラルの6品目において
栄養機能食品基準値を超えていますし、カラダに良いものだけを使用。
また、乳酸菌や食物繊維までケアしているので、
ファスティングにもぴったりのプロテインです。

美容プロテインBicle

6)ファスティングをすべきではない人と注意点

 メリットも多いファスティングですが、
次に当てはまる方は控えるようにしてください。

  • 生理中、または生理前で貧血の懸念がある人
  • 妊娠中の人
  • 糖尿病の治療を受けている人
  • その他、術前、術後など健康状態に不安のある方

ファスティング中の注意点

 カラダのリセットができるファスティング期間中は、
喫煙や飲酒も控えるようにしましょう!
また、過度な運動もファスティング中はおすすめできません。

 万が一、不調を感じた場合には、すぐに中断するとともに、
心配な場合は医師に相談するようにしてください。

 

ダイエットだけでなく、さまざまな美容や健康効果が期待できるプロテインファスティング。
ぜひ一度試してみてください!


【監修医】青木 晃 医師
銀座よしえクリニック都立大学院院長
元順天堂大学大学院加齢制御医学講座准教授

日本内科学会認定内科医
日本抗加齢医学会専門医
日本健康医療学会認定医

 1961年、東京都生まれ。防衛医科大学校医学部卒業後、自衛隊医官として防衛庁に勤務。防衛庁退職後は恵比寿アンチエイジングクリニック院長、順天堂大学大学院医学研究科加齢制御医学講座准教授等を経て、現職。

 「老化が病気を引き起こす」という観点からアンチエイジングのフィールドで活躍する抗加齢医学の第一人者。日本抗加齢医学会役員としても、日本全国のアンチエイジングクリニック、アンチエイジング関連施設での指導・アドバイス、講演会等を行っている。その他、出版やテレビ番組出演など多数。

Bicle(ビクル)では、

  • 医師
  • 管理栄養士
  • 薬学修士
  • スポーツ栄養学の修士
  • 機能性食品や健康美容商品の企画開発・研究者

などの専門性を有するメンバーによって商品の企画・開発、記事の執筆等を行っています。