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【海外の研究】CBDがアルコール依存を抑制する可能性

【海外の研究】CBDがアルコール依存を抑制する可能性

コロナウィルスの影響で自粛要請が続き、飲酒量の増加やアルコール依存の悪化を懸念する声も上がっています。
最近では「オンライン飲み会」が流行し、深夜までついつい飲み明かしてしまう、先行きの不安やストレスからついアルコールに頼ってしまう、という声もあります。
しかし、過度な飲酒は体調を崩す原因になってしまうため要注意。
今回はCBDとアルコールの関係についてお伝えします。

ストレスで飲酒量が増加している人も

厚生労働省の示すガイドラインでは、「節度ある適度な飲酒」の量は、
1日平均純アルコールで約20gとされています。
これは、おおよそ

・ビール 中瓶1本(500ml)
・ワイン 1.5~2杯 (約200ml)
・日本酒 1合(180ml)

に値します。

しかし、国内でもアルコール依存や、アルコール依存予備軍に分類される人が
数多くいるといわれています。
過度な飲酒は心不全、高血圧、脳梗塞など重大な病気の原因となるため
非常に危険です。

また、最近はコロナウィルスの影響で在宅が続く中、
海外ではアルコール飲料の売上が増加しています。

日本でも「家飲み」需要が拡大し、行動の制限や自粛疲れから、
飲酒によってストレスを解消しようとする人が増えているといわれています。

また、アルコール依存を治療していた患者が、現状のストレスや不安から
再びアルコールに手を出し再発してしまうケースも見られ、懸念されています。

CBDが飲酒に与える影響

CBDは大麻草に含まれる薬理成分の一種で、健康や美容をはじめ、
様々な疾患にも有効であるとして研究が進められています。

そして、近年の研究では、CBDがアルコールの摂取にも影響を
与えるのではないかという研究のデータも集まってきています。

飲酒量・アルコール依存の抑制

2019年にFrontiers in Pharmacology
(https://reports.frontiersin.org/reports/frontiers-in-pharmacology-report.html)
に掲載された研究では、エタノールを消費したマウスに対するCBDの影響を
分析しました。

結果、CBDはエタノールの摂取量、エタノールへの動機、再発、不安、
衝動性を低下させることにより、AUD(アルコール使用障害)の
マウスにおけるアルコール飲料の摂取レベルを低下させることがわかり、
アルコールの摂取量を抑制したり、依存を解消するのに有効である可能性が
示されました。

細胞や肝臓の損傷を防ぐ

過度のアルコール摂取は細胞に損傷を与え、膵炎や肝疾患、
癌などの疾患を高めるリスクがあります。

過去の研究では、CBDを経皮摂取することで過剰なアルコールによって
引き起こされる脳細胞の損傷が大幅に減少するなど、その有効性が

示されました。

また、別の研究では、CBDがアルコールによって引き起こされる
オートファジー(細胞の中の余計なものを細胞自体が取り除くシステム)
の減少を防ぐことで、アルコール性肝障害を防ぐのに役立つことが
示されています。

まだCBDのアルコール摂取に対する効果に関する研究の数は限られていますが、
アルコールだけでなく煙草や薬物などへの依存を抑制するなど
習慣行動の治療に役立つという結果も集まってきており、
その有効性が期待されています。

また、ストレスや不安感から飲酒量が増えてしまいがちな方は、
CBDの持つリラックス作用やストレス解消などの作用が効果を
発揮するかもしれません。

参考:

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4112960/

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4096899/

https://www.healthline.com/nutrition/cbd-and-alcohol#cbd-mitigating-alcohol