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大麻草の種類【サティバ・インディカ・ハイブリット】違いと特徴は？

2023.06.19

CBD（カンナビジオール）やTHC(テトラヒドロカンナビノール）は、「大麻草」に含まれる有効成分・カンナビノイドの一種。
実はこの大麻草には種類があり、それぞれ含まれる成分やもたらす効果に違いがあるのです。
今回は大麻草の種類や品種についてお伝えしていきます。

サティバ・インディカ・ハイブリッドって？

大麻草はCBDやTHCのもととなっている植物。

日本で合法的に使用できるのは茎から抽出できるCBDのみですが、海外では医療用途で（医療大麻）、または娯楽用としても使用できる国もあります。

実は大麻草の種類は一種類ではなく、一般的に「インディカ」「サティバ」「ハイブリッド」の３種類の系統に分類され、品種も多く存在することをご存じでしょうか？

それぞれに特徴があり、大麻に含まれる100種類以上のカンナビノイドやテルペンの含有比率の違いから、もたらす効果も大きく異なります。

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サティバ（Sativa)とは

サティバの特徴

大麻草の一種であるサティバは、赤道に近い暖かい地域で繁栄した系統で、以下のような特徴があります。

・葉は細長い
・背丈が高い
・収穫までの期間はインディカと比較すると長い

インディカと比較してTHCの濃度が高く、ハイになる傾向が強いので、日中やアクティブになりたいときにおすすめです。

サティバの品種は？

サティバの主な品種は、以下のものが挙げられます。

インディカ（Indica)とは

インディカの特徴

大麻草の一種であるインディカは、中央アジア周辺の涼しい地域で繁栄した系統です。

・葉の幅が広く、厚みがある
・背が低く、横幅が広い
・収穫までの期間が短期間

などといった特徴があり、植物独特の土っぽい香りや甘みがあります。

インディカの品種は？

インディカの主な品種としては、以下のようなものがあげられます。

ハイブリッド（Hybrid）とは

ハイブリッドの特徴

ハイブリッドは、インディカとサティバをかけ合わせた品種で、大麻の主流となっています。品種のかけ合わせ方によってサティバ、インディカのいずれかが優勢な場合があり、優勢な種の効果が強くなります。

また、インディカ、サティバの組み合わせ方によって、

・害虫や病気への免疫力の向上
・開花サイクルや収穫量のコントロール
・THC、CBD比率のコントロール

などをすることができることというメリットもあります。

ハイブリッドの品種

ハイブリッドの品種としては、以下のようなものが挙げられます。

※日本での大麻の使用は法律で禁止されています。

参考

・https://www.leafly.com/

インディカ・サティバの違いは？

インディカ・サティバは、
・カンナビノイドの配合比率
・テルペンの配合比率
により、効果が異なります。

インディカの配合比率

インディカのカンナビノイドの配合率は、比較的にTHCに比べCBDが多く配合されています。

またテルペンの配合率は、ホルモンバランス調整効果が期待される「βカリオフィレン」や鎮静作用が期待される「ミルセン」、ラベンダーなどに含まれる「リナロール」など、リラックス効果の高い成分が多く含まれることが特徴です。

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インディカの主な効果

インディカの主な効果としては、
・リラックス効果
・不眠解消
・ストレス解消
・痛みの緩和
・食欲増進
などが挙げられ、身体の鎮静効果が高いため、就寝前におすすめの系統です。
医療用途では、不眠症や線維筋痛症などの疾患に使用されます。

サティバの配合比率

サティバは比較的THCの濃度が高く、配合されているテルペンは血行を促進させる「Dリモネン」や食欲増進効果のある「ミルセン」などが多く含まれます。
インディカと比べハイになる傾向が高いので、日中やアクティブになりたいときにおすすめです。

サティバの主な効果

サティバの主な効果としては、
・思考がクリア・クリエイティブになる
・高揚感・幸福感が増す
・アクティブになる
・覚醒効果
・食欲増進
・疲労回復
などが挙げられます。
医療用途では、うつ病やADHDの改善に使用されることが多い系統です。

ハイブリッドの配合比率と主な効果

ハイブリッドはインディカとサティバのかけ合わせなので、品種によってその効果が異なります。
CBDとTHCの配合比率は比較的バランスが良く、またテルペンもリラックス系や血行促進系など、どちらも含まれることが多いため、ものによってリラックス感を感じられるものもあれば、反対にアクティブになれるような効果を感じることもあるようです。