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CBD製品に対するFDAの懸念
近年、FDA(米国食品医薬品局)はCBD製品についていくつかのサンプリング
を実施し、CBD製品に関する研究やその他の情報をレビューしてきています。
その取り組みの中で、現在販売されているCBD製品の特性に関して、その内容が製品ラベルに表記されている数値と一致しているか、またCBD以外のカンナビノイドが含まれているかどうかなどを含め、懸念が生じているといいます。
2020年のFDAの調査では約半数が表示と内容に相違⁉
2020年のサンプリング調査では、FDAは500の市販CBDおよびヘンプ製品の
リストを作成し、そのうち200の製品がランダムに選択され、最終的に147の
製品が調査されました。
これらの製品は、総CBDおよび総THCの定量測定に加え、農薬、微生物汚染に
ついても分析されています。
調査された147製品のうち、138の製品にCBDが含まれており、その他9製品の
うち2つはラベルにCBDが含有されていると記載されているにも関わらずCBD
が検出されませんでした。
また、CBDが特定量検出された102の製品のうち、18%が表示されているCBD
量の80%未満のCBD、45%は表示された量の20%未満のCBDが検出されました。
また、37%が表示された量の120%以上のCBDが検出されました。
さらに、49%の製品が定められているTHC量(全体の0.1%未満)を超える
THC、もしくはTHCAが含有されていました。
まとめると、この調査では選択された少数のCBD製品しか調査されて
いませんが、それでも
・約半数がラベルに表示されているCBD量の20%未満しか実際には含有されていなかった
・約半数が許容量を超えるTHCを含有していた
という非常に残念な結果になりました。
質の良い製品選びにCOAは必須!
今回の調査はアメリカの例でしたが、日本でもCBD商品が増えてきている
なかで、CBDをうたう商品からTHCが検出された例、CBD入りとは書かれて
いても含有量が記載されていない商品など、不透明な商品も少なくありません。
そういった商品を避けるためには、COA(Certificate of Analysis)が
開示されている商品を選ぶことをおすすめしています。
COAは第三者による成分検査の証明書で、CBDがどれだけ含有されているか、
THCは含まれていないか、その他の有害な物質は検出されなかったかなど、
安全かつきちんとした商品を選ぶために大切な情報が多く記載されています。
これを確認せず「なんとなく良さそうだから」というふうに商品を選んでしまう
と、得られるはずの体感を得られないだけでなく、健康を害してしまうなど
健康のリスクも否定できません。
本当にCBDの効果を期待して製品を選ぶならば、COAが開示されていること、
そしてその内容をしっかり確認して購入するようにしましょう!
Bicleでは品質にこだわったCBD製品を取り扱っています。
もちろんCOAも開示されているので安心してお使いいただけます。
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