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メキシコ、大麻解禁4月末まで延期に

メキシコ、大麻解禁4月末まで延期に

世界的な麻薬生産国であるメキシコ。これまで違法に生産されていた大麻を合法化する法案が議会で検討されています。合法化された場合、どのような変化が日本にもあるのでしょうか?

メキシコの大麻合法化に向けた動き

メキシコといえば、さまざまな映画でも大麻や麻薬のイメージが
強い方も多いのではないでしょうか?

世界で2番目の麻薬生産国であるメキシコですが、
大麻も含めてこれまではあくま非合法的に取引がされていました。

アメリカの一部の州やカナダでも嗜好用・医療大麻を合法化する動きもあり、
メキシコの最高裁判所は、嗜好用・医療用・産業用のすべてを含む大麻を
2019年10月までに合法化するとして動いていましたが、
その期限を6か月延ばし、2020年4月まで延期されました。

この大麻法案が可決された場合、メキシコは全国的に完全に大麻を合法化する、
これまでで最大の大麻解禁国となります。

合法化された場合

合法化された場合、新しい法律のもとで規制をするための政府機関の設立が
求められ、規制の策定や、商用のライセンスの付与などを行うことになります。

大麻法案のライセンス制度について

合法化された場合、大麻製品の

・栽培、収穫
・加工
・販売
・輸入および輸出

の各分野において別々のライセンスが発行されるとしていて、
垂直統合を禁止する目的で、この発行ライセンスは一人につき
一種類に規制されます。

したがって、栽培したヘンプを自社で処理することや、
製品を加工して販売、輸出するなど一連の業務を一社で行うことはできません。

また、自家栽培においては大人1人あたり最大4株の成株と、
その収穫が許可され、栽培者の世帯外への持ち出しは禁止されます。

これにはライセンスは必要ありませんが、許可の取得をする必要があります。

麻薬産業終結の狙い

現在世界有数の麻薬生産国であるメキシコには、自国内、北米、アメリカなどの
闇市場に向けドラッグを売りさばく「麻薬カルテル」という犯罪組織が存在します。

干渉するものや裏切るものには残虐な制裁を加えることで、
警察や政治家との紛争が続いておりこのことを「麻薬戦争」といいます。

大麻を合法化することで、闇市場の収益減やこうした紛争の解消、
麻薬戦争の終結の狙いもあるといわれています。

過去にポルトガルでも大麻の販売を非犯罪化したことで、
アンダーグラウンドでの高額な取引が減少し、結果的に治安が改善したという
事例もありましたので、同じような動きをたどることが期待できそうです。

メキシコ大麻解禁と日本への影響は?

 メキシコがヘンプや大麻製品におけるビジネスの規定をつくるには
まだ時間がかかるといわれていますが、
小売チェーンや独立業者の中にはCBD製品に関心があったり、
すでに販売を行っている人もいます。

アメリカやヨーロッパ、中国などの大麻原産国に比べても物価が低いメキシコで
大麻解禁がされれば、日本にもより安価なCBD商品が輸入される可能性も
あります。

一方では、先述のライセンス制度による制約もあって、
サプライチェーンに複数の業者が必ず介入することになるため、
トレーサービリティや安全・品質管理の課題も生まれそうです。

メキシコの製品に限らず、CBDの利用者には、価格だけでなく、
第三者機関の成分分析表をみるなどして、適切に商品を選ぶことが必要ですね。

安全なCBD商品を選ぶためのポイントを紹介したこちらの記事も
参考にしてみてください。