CBDはうつ病の治療にも効果的!?

CBDはうつ病の治療にも効果的!?

近年、うつ病の患者数は年々増加傾向にあり、平成25年に厚生労働省が行った調査では15人に1人が生涯に1度はうつ病にかかる可能性があるともいわれています。
うつ病の一般的な治療としては、精神療法や薬物療法が挙げられますが、
最近の研究ではCBDがうつ病の治療にも有効であるという結果も多く示されてきました。
今回はCBDとうつ病の関係についてお伝えします。

CBDがうつ病にもたらすとされている効果

CBDがセロトニンを増加させる

うつ病は脳内の神経伝達物質のバランスが乱れることによって引き起こされることが多いと

考えられています。

神経伝達物質は、脳内の神経細胞間で情報を伝える役割を果たしており、そのバランスが乱

れると、気分や行動に影響を与える可能性があります。

具体的には、神経伝達物質の一つであるセロトニンの不足がうつ病を引き起こすとされています。

CBDは脳内のセロトニン受容体と相互作用し、脳内のセロトニンを増加させ、
抗うつ作用や、抗不安作用を発揮することからうつ病への効果が
期待されています。

「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンは、感情をはじめ心身の様々な
機能に影響を与える脳内物質で、セロトニンの不足は自律神経の乱れや
うつなどの精神疾患の原因となるともいわれています。
また、CBDはうつ病などの精神疾患治療に用いられる
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)よりも迅速に
セロトニンレベルを変化させる可能性があることも研究でわかっています。

現在CBDは、その抗酸化作用神経保護作用により、うつ病の治療において新たな可能性を秘めています。これらの作用により、脳の神経細胞が酸化ストレスから保護され、神経細胞の健康が維持されます。神経細胞が健康であればあるほど、神経伝達物質の生成と送達がスムーズに行われ、うつ病の症状が改善されると考えられています。既存の薬剤とは異なり、CBDは依存性がなく、副作用もほぼないとされているため、うつ病を抱える人々にとって新たな希望の光となり得る物質です。

近年の海外の研究

2020年2月に発表された海外の研究誌では、複数の薬物使用障害(大麻、
コカイン、MDMA等)、重度のうつ病、社会恐怖症、自己愛性人格障害の
ある16歳の少年に、CBDカプセルを様々な用量(8週間で100mgから
600mg)で投与した際の例が紹介されました。

この少年は約2年間様々な治療を受け、6か月以上抗うつ剤の効果が
見られませんでしたが、抗うつ剤を中止しCBDを投与した結果、
うつや不安などの症状が減少し、薬物の乱用も止まるなど、
良好な結果が得られたことが示されました。

また、薬物をやめたことによる離脱症状も現れなかったとされています。


CBDのうつ病に対する治療効果はまだ研究段階ですが、
CBDには抗不安作用だけでなく、うつ病の症状の1つとされている

・集中力の低下
・睡眠障害
・頭痛
・肩こり

などに効果もあるとされており、今後治療の有用な選択肢になり得るとして
期待されています。

※治療の際はまずは医師の相談を受けるようにしましょう。

あなたの周りの人は大丈夫?うつ病のサイン

うつ病は、精神的・身体的なストレスが重なったことなどから
脳の機能に障害が起きている状態で、

・不安、焦燥感
・興味や喜びの喪失
・意欲の低下
・睡眠障害
・疲労感、倦怠感
・食欲減退

など、様々な症状がでるといわれています。
うつ病は、本人が自覚症状のないまま過ごしていることもあり、

・ぼんやりしていて元気がない
・作業の効率が下がる
・ミスが増える
・集中力の低下
・口数が減る
・イライラしている

などの変化はうつ病のサインである場合があります。

うつ病は放っておけば治る病気ではないので、身内のこうした不調のサインに
気づいたら声をかけてあげるなど、周囲が気づいてケアしてあげることも大切です。

うつ病の原因は?

1. 生物学的要因

うつ病は、脳内の神経伝達物質のバランスが乱れることにより引き起こされることが多いです。

神経伝達物質とは、脳内の神経細胞間で情報を伝達する役割を果たす物質のことを指します。

特に、セロトニンやノルアドレナリン、ドーパミンといった神経伝達物質の不足がうつ病を

引き起こすとされています。また、遺伝的な要素も関与していると考えられています。

2. 心理・社会的要因

ストレスや対人関係の問題、仕事や学業のプレッシャー、大きな人生の変化(離婚、失業など)

といった心理的、社会的な要因もうつ病の原因となることがあります。

これらの要因は、人の心に大きな負担をかけ、その結果、うつ病を引き起こすことがあります。

3. 生活習慣

不健康な生活習慣もうつ病の原因となることがあります。例えば、不規則な睡眠、不適切な

食事、運動不足、アルコールや薬物の乱用などは、心の健康を損ない、うつ病を引き起こす

可能性があります。

これらの要因は、一人一人によって異なり、同じ要因が全ての人に同じように影響を及ぼす

わけではありません。そのため、うつ病の治療は個々の症状や生活状況に合わせて行う必要

があります。

CBDとは?

CBDとは?

CBDは、ヘンプに含まれる薬理成分のひとつで、うつやてんかんなどをはじめとする疾患や、健康、美容など様々な効果をもたらすとして、世界中で研究が進められています。

近年は日本でもCBDオイルやべイプ(電子タバコ)、クリームなど様々な商品が
発売されつつあります。

CBDの効果は?

主な効能としては

・鎮静作用
・抗炎症作用
・抗菌作用
・睡眠の質の向上
・鎮痛作用

などが挙げられます。

CBDは、免疫、運動機能、感情、食欲、痛みなど心身の機能を調節する「エンド・カンナビノイド・システム(ECS)」を正常化する働きがあります。
現代人はこのECSの働きが弱まっている人が多く、そのことが疾患や心身の不調の原因に繋がってしまっている場合もあります。

CBDを摂ることでECSの働きが整い、より精神的にも肉体的にも、
より快適な生活を送ることを手助けしてくれるかもしれません。

CBDの安全性は?

CBDに対し、まだまだその安全性が気になる方も少なくありません。

CBDの安全性については、WHO(世界保健機関)による「カンナビジオール(CBD)事前審査報告書」でも、依存性や大きな副作用はないことが述べられています。

また、CBDは日本でも合法的に使用できる成分なので、安心して使用することができます。

CBDがうつ病にもたらすとされている効果

CBDがセロトニンを増加させる

CBDは脳内のセロトニン受容体と相互作用し、脳内のセロトニンを増加させ、
抗うつ作用や、抗不安作用を発揮することからうつ病への効果が
期待されています。

「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンは、感情をはじめ心身の様々な
機能に影響を与える脳内物質で、セロトニンの不足は自律神経の乱れや
うつなどの精神疾患の原因となるともいわれています。
また、CBDはうつ病などの精神疾患治療に用いられる
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)よりも迅速に
セロトニンレベルを変化させる可能性があることも研究でわかっています。

ストレスや不安からくるその他の精神疾患にも!

さらに、CBDはストレスをともなう出来事により起こる不安感にも
効果があることが示されていて、うつ病だけでなく、対人恐怖症やPTSD、
多発性硬化症などの疾患にも効果的であるといわれています。

Bicleでは、
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・THCフリー(ISO取得の第三者機関にてLOD:0.0001%基準にてTHC検査を実施)
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