CBD

CBDの依存性や副作用は?

CBDの依存性や副作用は?

大麻草の薬理成分の一種であるCBDは、様々な疾患に効果があるとして現在も研究が進められています。
とはいえ、「大麻」というと依存性や副作用があるのでは?と不安を感じる方もいますよね。今回はCBDの依存性と副作用についてお伝えします。

CBD(カンナビジオール)とは

CBDとは

CBDは、大麻草に含まれる薬理成分の一種で、てんかんや癌をはじめ
様々な疾患に効果があるとして現在も研究が進められています。

主な効能として、

・抗酸化作用
・抗炎症作用
・鎮痛作用
・鎮静作用
・睡眠の質の向上

などがあり、日本でも健康や美容に役立つとして注目を集めつつあります。

CBDは日本でも合法

「大麻」というとネガティブな印象を持つ方も多いかもしれませんが、CBDは日本でも合法的に使用することができます。

ただし、

・THCが含まれていないこと

・成熟した茎・種子から抽出されていること(根や葉、穂から抽出された大麻製品はNG)

という2つの条件を満たしている必要があります。

CBDと同様に大麻草に含まれる薬理成分のひとつであるTHC(テトラヒドロカンナビノール)には、いわゆる「ハイ」になる精神作用があり、日本では大麻取締法で禁止されいるため注意が必要です。

CBDの依存性は?

簡潔にいうと、CBDには依存性はないと言われています。

2017年に海外で行われた研究では
5.3~5.8%のTHCを含む喫煙用のマリファナと組み合わせて、
CBDの様々な量を頻繁にマリファナユーザーに投与することでその依存性が
調査されました。
結果、CBDには乱用傾向がないと結論付けられました。

一方で、THCの慢性的な使用は大麻使用障害(CUD)、
つまり依存症を引き起こす可能性があります。
この状態になると、ニコチンをやめたときのような禁断症状を
起こすようになるといわれています。

また、離脱症状も存在はしますが、アルコールの離脱症状ほどではなく、
その症状は通常不安、興奮、機嫌が悪くなるなどの感情の増幅に
限られるといわれています。

CBDの安全性は?

CBDの安全性はTHCや他のカンナビノイドよりも高い
と結論付けられています。

CBDはTHCと比較して運動や心理的な機能に影響を与えたり、
心拍数や血圧、体温などの変化も起こさず、その安全性が確認されています。

2011年に行われた研究では最大で一日1500mgまでのCBDを
長期間摂取しても忍容性は良好であることがわかっています。

さらに、世界保健機関(WHO)が2017年に発行した報告書の中で、
CBDは公衆衛生上の問題も乱用の危険性もないということも確認されています。

CBDの副作用は?

CBDの使用者の中には緊張する、動機、食欲減退などの体験を副作用として
挙げる人もいますが、これまでの研究でCBDは通常の身体の機能に障害を
起こすことはないということがわかっています。

ただし、粗悪なCBD商品を使用した人の中には頭痛や吐き気などの
症状があらわれた人もいるため、購入の際には品質の高いものを選んで
購入する必要があります。

その指標として、COA(Confirmation of Analysis)が挙げられます。
COAは、第三者による成分検査の証明書で、CBDの含有量、
THCや細菌などの有害物質が含まれていないかなどが記載されています。

実際に海外で行われたCBD商品の抜き打ち検査では、CBDがパッケージに
記載されている量含まれていない商品や、他の有害物質が含まれていた商品が
あったことが報告されています。

そのため購入の際はCOAが開示されている商品を購入することがおすすめです。


CBDが依存の軽減に効果を発揮

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CBDの使用が大麻離脱症状などのTHCによる悪影響を軽減するのに
効果を発揮する可能性もあります。

2013年の研究では、10日間にわたり大麻禁断症候群(CUD)の
19歳の女性にCBDを投与したところ、禁断症状が軽減したことが
示されています。

また、その他の中毒性物質への依存を阻止できることも示されており、
2013年の研究では喫煙者に1週間CBDを与え治療をしたところ、
タバコの数を40%削減したと報告されています。

タバコ以外にもアルコールやコカイン、ヘロイン(モルヒネから作られる麻薬)
などの中毒性を軽減したという報告もあがっています。

WHO、ECDDによるカンナビジオール(CBD)事前報告書

2017年に行われた世界保健機関(WHO )、薬物依存に関する専門委員会
(ECDD)の会議より、カンナビジオール(CBD)事前審査報告書が
公表されました。

この報告書では、

・CBDは乱用あるいは依存可能性を示唆する作用を示さない

・CBDが多くの他の健康状態のために有用な治療であるかもしれないという
初期的なエビデンスもある

・CBDは良好な安全なプロフィールをもち、一般的に良好な忍容性(許容性)
がある

など、CBDが安全に使用できるものであることが示されています。

また、もっと多くの研究による評価が必要ですが、
CBDがてんかんをはじめ様々な健康状態のために有効な治療である
かもしれないというエビデンスもあることが述べられています。

今後さらに研究が進めば、さらにCBDの用途が広がっていくかもしれませんね。

参考記事:
Is CBD oil addictive? Or just the opposite? http://cannabis.kenkyuukai.jp/information/information_detail.asp?id=73800

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