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更年期障害とは
女性には、月経がはじまる「思春期」、月経があり妊娠・出産が可能な「性成熟期」、月経が終わる「更年期」、閉経後の「老年期」という4つのライフステージがあります。
この中の「更年期」に起こるさまざまな心身の不調を「更年期症状」といい、これによって生活や仕事に支障が出てしまうことを「更年期障害」といいます。
更年期障害の原因
閉経に伴い卵巣の機能が低下し、女性ホルモンのひとつである「エストロゲン」の分泌量が急激に減少することで、ホルモンバランスの乱れが生じます。
それにより体調や自律神経が乱れたりすることが更年期障害の症状の原因といわれています。ただ、更年期の症状にはエストロゲンの減少だけでなく、仕事や家庭環境などからくる心理的要因も複雑に関与しているため個人差が大きくなっています。
個人差はありますが、「更年期」は40代後半~50代後半の期間で、この年代で更年期障害を起こすことが多いとされています。人によっては30代後半から始まる場合もあります。
更年期障害の症状
更年期障害の主な症状としては、
・頭痛、めまい
・疲れやすい
・不眠
・不安感、うつ、イライラ
・感情の浮き沈みが激しい
・ほてり、のぼせ
・動悸、息切れ
・吐き気、胃もたれ
・肩こり
・皮膚や粘膜の乾燥
などが挙げられます。
症状は人それぞれですが、いずれも心身の不調により生活の質を下げる要因となりかねません。
現在、更年期障害の治療として用いられている方法は大きく分けて3つあります。
1.ホルモン補充療法(HRT)
減少したエストロゲンを補充する療法。更年期障害の根本的な治療法としても期待されています。
2.漢方薬による治療
東洋医学から生まれた漢方は、症状の改善に良いとされています。HRTが使用できない場合や、多くの更年期障害の症状を持つ方に試みられる方法です。
3.抗うつ薬・抗不安薬などによる治療
うつや不安などの精神神経症状が主たる症状の場合、HRTが効かない場合に行われる治療です。また、このような症状に対しては、周りの人やカウンセラーに話を聞いてもらうことも効果的だと言われています。
CBDは更年期障害を緩和する?
ここまで、更年期障害の症状やその治療法について見てきましたが、CBDは症状の緩和に役立つのでしょうか?
多くの女性が経験する「更年期障害」ですが、その症状の緩和にCBDが効果を発揮するかもしれないということが分かってきています。
ここからは更年期障害の症状に対してCBDがどんな効果を持つのかお伝えします。
自律神経を整える
人間の身体には、「エンド・カンナビノイド・システム(ECS)」という身体調節機能が備わっていて、食欲、記憶、感情、免疫、痛み、運動機能などあらゆる機能の調整を担っています。
心身にとって重要な役割をもつECSですが、現代ではストレスや加齢によってECSの働きが弱まっている人が多く、自律神経が乱れやすくなっています。
CBDは体内でECSに作用してその働きを整えるため、乱れた自律神経のバランスを正常に近づけていく効果が期待できます。
自律神経の乱れは更年期障害の原因のひとつ。
CBDを摂ることで自律神経を整え、根本から症状を改善することができそうです。
肩こりを緩和する
CBDは、皮膚に直接塗ることで吸収されて筋肉を弛緩させる作用があることがわかっています。さらには鎮痛作用もあるため、痛みを和らげる効果もあります。
CBD含有のクリームやロールオンなどをコリのある部分に塗ることで更年期障害の症状のひとつである肩こりの緩和も期待できます。
睡眠の質を高める
CBDは不眠症を緩和するのにも効果があることが報告されています。
CBDはGABA A受容体に作用することでGABAという物質の分泌を促します。
GABAは、中枢神経系で最も一般的な抑制性神経伝達物質であり、神経細胞の活動を抑制し、過剰な神経活動を防ぎます。
これにより不安、ストレス、過剰な興奮状態を抑制し、リラクゼーションと睡眠を促進する役割を果たしてくれます。
不眠のもととなるストレスや自律神経の乱れにも効果的で、リラックス作用があるので、寝る前に摂ることで入眠を助けたり、睡眠の質を高めたりすることができます。
うつや不安感を緩和する
CBDのもつリラックス効果は、イライラや不安感を解消するのにも効果的で、うつ病の治療にも有効であるとして研究が進められています。
CBDは脳内のセロトニン受容体と相互作用し、脳内のセロトニンを増加させ、抗うつ作用や、抗不安作用を発揮することからイライラや不安感の解消、うつ病への効果が期待されています。
「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンは、感情をはじめ心身の様々な機能に影響を与える脳内物質で、セロトニンの不足は自律神経の乱れやうつなどの精神疾患の原因となるともいわれています。
更年期障害では、気分のムラが激しくなったり、イライラしやすい、落ち込みやすいなど、精神面での不調を感じる方も少なくありません。
CBDを摂り続けることで、メンタルのバランスを整え、日々を快適に過ごす手助けをしてくれるかもしれません。
頭痛や吐き気を抑える
CBDには、頭痛の緩和や、吐き気を抑える効果があることも報告されています。
2011年に行われた研究では、エンド・カンナビノイド・システムを通して、吐き気や嘔吐を抑制することができることが示されています。特にCBDは「セロトニン5-HT1A受容体」に直接的に活性化することで吐き気を抑制すると考えられています。
また、エンド・カンナビノイド・システムを通して頭痛を緩和する働きがあることがわかっています。特に片頭痛の場合、内因性カンナビノイドの欠落により痛みが引き起こされる場合があり、CBDやTHCなどのカンナビノイドの有効性が示されています。
更年期によるこうした体調面の不調もCBDによって緩和されるかもしれませんね。
ほてりを抑える
CBDには、ほてりを抑える効果があることも報告されています。
ほてりには血管の拡張と炎症反応が関与していると考えられています。
CBDには抗炎症作用があるため、ほてりによる炎症反応を緩和し、症状を改善することが期待されています。
また、CBDがESCを調節することで、ほてりの頻度や強度を軽減する効果があると報告されています。
悩む女性におすすめのCBD
つらい更年期の緩和に効果があるとされているCBDですが、様々な製品が出てきています。
その中でも、女性特有のお悩みを緩和するCBD製品をご紹介します。
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プレミアムフェミニンオイルはCBD配合のデリケートゾーンケアオイルです。
デリケートゾーンをケアできるだけでなく、CBDが配合されているため、更年期障害の緩和にも効果が期待できそうですね。
CBDのよくある質問
Q. CBDは安全ですか?副作用は?
A.CBDには、副作用や依存性がなく、安全に摂取可能であることがWHO(世界保健機関)で認められており、日本の使用も合法とされています。
ただし、過剰に摂取するとCBDの効果により眠気を引き起こしたり、腹痛を起こしたりする場合があります。
まずは少量から、体調に合わせて摂取するようにしましょう。
いかがでしたか?
CBDを使うことで、つらい更年期障害が少しでも緩和されるかもしれませんね。
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