5/11(土曜日)に開催した、初の会員様向けイベント。参加してくださった会員のみなさま、またお友達、ご家族のみなさま、誠にありがとうございました。
今回のイベントには残念ながらお越しいただけなかった会員様にもイベントの内容をご覧いただければと思い、スタッフが体験レポートをお届けします。
目次
1)フォトスポットやBicle飲み比べコーナーも?!会場の様子をレポート!
表参道からも渋谷からも徒歩圏内、カフェに隣接したイベントスペースで開催しました。
「思い出写真を撮ってもらえたらな」と思い、フォトブースも作ってみました♪
講師の池ももこさんと、ビクルビューティーアドバイザーの美容担当馬場さおりさん、運営にも携わっているファッション担当金さん3人でパチリ。
ご友人同士でお写真を撮ってくださって、賑やかな雰囲気です。
会員様に新たなBicleの味に出会ってもらえればと、牛乳、豆乳、水を用意して飲み比べコーナーも!
人気の割り方はやはり豆乳。
普段豆乳で飲まれている方も多く、「お水でもさっぱりして美味しい」という声もありましたよ!
2)池ももこさんによる「キレイになれる栄養学」講義をレポート!
池さん:こんにちは。本日はお越しくださりありがとうございます。早速ですが、ダイエットの語源をご存知ですか?
今の日本だと、ダイエットは減量や、体重を落とすという意味で使われていますが、元々の語源はギリシャ語で「生活様式」という意味なんです。
生活様式とは「生活を送る様」なのですから、無理して頑張るというのはそもそもナンセンスですね。ダイエットは辛いものじゃなくて楽しくやるもの、楽にやるものなんだというお話をできればと思っています。
本日はよろしくお願いいたします。
早速池ももこさんの講義をレポートしていきます!
①ダイエット!と意気込むその前に・・・理想的なダイエットとは?
ダイエットは、食事制限をして、運動はマスト。誘惑との闘いや我慢、ストレスを乗り越えるべきものというイメージが強いかもしれません。
しかし、ダイエットを成功させる上で一番大切なことは「ストレスなく続けられること」なんだそうです。
池さん:理想的なダイエットを一言でいうと、「辛くなく、楽しいもの」。私自身、15kgマイナスできた自分の体験から、実は何でも食べてOKだし、運動はしたいときだけ、間食も楽しむという方法をぜひオススメしたいです。
「何でも食べてOK!」「間食も楽しむ」といった所には、ちょっとしたコツがありますので、そちらもお伝えしてきますね。
②みんなのダイエット失敗談
ワークショップ形式で、参加者皆さんの「失敗談」をシェアする時間がありました。
「我慢していてもお菓子をどうしても食べてしまう」という声も多く共感です。
「炭水化物抜きダイエット」「おからダイエット」などなど聞き馴染みのあるものにトライした方々も多数。中には「最長4日間のファスティング(水と野菜ジュースのみ)」という断食経験をお持ちの方もいて、皆さんそれぞれの体験談に会場は盛り上がっていました。
池さん:自分の経験を振り返ることが、ファーストステップです。最初に申し上げた通り「楽しく辛くない方法」を取り入れることが大切なので、「食べられないのは辛かったな」とか失敗した原因を振り返ることで、似たような方法に手を出さずにすみます。
③我慢や偏食していませんか?「思い込みNGチェック」
今回のテーマは「キレイのための栄養学」。ここで食生活にまつわる「NGチェック」をしてみましょう。
☑︎糖質制限(ごはんやパン等、メインを抜いた主食なしごはん)をすればすぐに痩せられる
☑︎揚げ物は太る
☑︎お肉ならいくらでも食べてOK!
これらは全てNGです。過度な糖質(炭水化物)抜きの食事は「隠れ肥満・メタボ」「月経異常・不妊症」「鬱病」の要因にもなります。
また、油分をカットしてしまうと、便秘や肌質の悪化の原因になることも。
最後に、お肉の食べすぎも、やはり便秘や体臭以上の原因になります。
池さん:糖質がいけない、油がいけない、お肉がいけない、というようにどれか1つが悪であることはありません。友人から聞いた話では「朝昼晩と、ご飯の代わりにミルクティー」という方がいて、やはり体臭異常があったそうです。ミルクティーなんてほぼ水分なのに不思議ですよね。
何か1つだけ我慢すればいい、何か1つだけ食べていればいい、という方法は一見すると簡単ですが、人間の身体はやはり、バランスよく栄養をとることが必要なんです。
④池ももこ式「理想の体型にちかづく秘訣とキレイになれる栄養学」
#糖質オン
1日の総カロリー内で50%は糖質をとって大丈夫!過度に減らす必要はありません。
特に、食事の時の炭水化物(ご飯やパン)には食物繊維・たんぱく質・ビタミン&ミネラルなど様々な栄養を含んでいます。糖質は食事の時にしっかり摂りましょう。特にお米やさつまいもがオススメです。
#良質な油を!
油を控えると便秘や肌質の悪化につながるので、脂質も身体には必要不可欠な栄養素です。
オメガ系油(オリーブ油/大豆油/えごま油など)がオススメです。体内生成ができないオメガ6(動脈硬化予防)やオメガ3(血液サラサラ)は積極的にとりましょう!
#タンパク質たっぷり
お肌はもちろん、髪や爪など体の約20%を構成するたんぱく質はいろいろな食材から取るのがポイントです。
お肉は調理もしやすく、外食でも出てきやすいのですが、消化吸収に時間がかかるため、胃や腸にもかなりの負担がかかります。たんぱく質の摂取なら、お豆腐をはじめとする大豆製品などの植物性たんぱく質から摂ることもおすすめです。
自宅なら肉豆腐のように動物性と植物性をバランスよく食べられるもの、オフィスなどでは大豆たんぱくのプロテインなど手軽に補給できるものを利用することも良いでしょう。
池さん:忙しかったりして簡単に食べられるものは、菓子パンやスナック菓子など糖質が多いのも事実です。おやつを糖質ではなく、タンパク質にしてみる、とか、プチトマトを食べるというような工夫はありかもしれませんが、食事で糖質を抜く必要はありません。
また脂質に関しても、菓子パンなどの裏をみて、ショートニングやマーガリンが使われているものを意識的に避けるだけで十分です。あえていうなら、コンビニのホットスナックと呼ばれるレジ横の揚げ物は、揚げてから時間が立っているものが多いので、オススメできません。
揚げ物は、油が空気に触れて酸化が進むため、それが体内に入ることにより体も錆つきます。ダイエットにはもちろんアンチエイジングの妨げにもなるので、食べたい時は自宅で揚げ物をしたほうがいいですね。
3)ギルトフリースイーツってなに?
やりすぎない”ゆるっとギルトフリー”のすすめ
一般的に言われているのは、無添加ドライフルーツやナッツ、動物性たんぱく(バターなど)不使用、グルテンフリー、人口着色料・保存料不使用、トランス脂肪酸不使用などですが、ギルトフリーは「これに当てはまらなくてはいけない」という条件ではなく、概念です。
「スイーツを食べるのは身体に良くない(太るかも、身体の酸化・糖化は悪いみたい、などなど)」という「罪悪感」を取り払い、「栄養として身体に必要なものなら、スイーツで食べてもいいじゃない♪」という考え方をして、心も身体もフリーになりましょう、ということなんです。
グルテンフリーのお豆腐ガトーショコラ「4stepレシピ」
:::材料(15㎝丸形1台分):::
☆チョコレート…100g
☆きび砂糖…75g
☆サラダ油…50㏄
・卵…2個
▲絹ごし豆腐(裏ごししておく)…200g
▲豆乳…50㏄
▲米粉…30g
▲ココアパウダー(振るっておく)…12g
1)お鍋に☆の材料を入れて弱火で溶かし混ぜる
電気オーブンを170℃で余熱スタート!ガスオーブンの場合は、10℃くらい低くてもいいかもしれません。
2)火を止めた①に溶き卵を少しずつ加えながら混ぜ合わせ、▲も加えてよく混ぜる
3)クッキングシートを敷いた型に②の生地を流し入れる
4)170℃で約40分焼く
今回のレシピは「グルテンフリー」「白砂糖不使用」「バター不使用」「ナッツ使用」「動物性生クリーム不使用」「人工着色料不使用」で作っています
半分お豆腐でできているので、タンパク質もたっぷりです。
「またお菓子を食べちゃった」という罪悪感を無くして、身体に良いものを取り入れることがダイエットへの近道、という実感も持っていただけたら嬉しいです。
4)「池ももこさんに気になることを聞いてみよう!」のコーナー
質疑応答の時間では、みなさんから出た質問に池ももこさんが答えてくれました。
Q.ヨーグルトは砂糖が入っているものだと体に悪いですか?プレーンは食べづらいので、その際にはどんな甘味料を選べばよいですか?
池さん:一概には言えませんが美容や健康のために食べている場合にはあまりおすすめできず、どうしても食べたい時には食べる量などに注意が必要です。おすすめは砂糖不使用タイプのプレーンにハチミツやメープルシロップ、またオリゴ糖などをかけてもおいしくお召しあがりいただけます。
Q.子供には変なもの(体に害のありそうなもの)は与えたくないと思うばかりに市販のお菓子などを買って上げにくく、悩みが尽きません。選ぶ基準などを教えてほしいです。
池さん:ポイント①:原材料がなるべくシンプルな表記のものを選ぶ(色々な保存料や甘味料の入ったチョコビスケット菓子よりも純度の高いチョコレートにするetc…)
ポイント②:カタカナ表記のものが多いものはなるべく避ける(✖マーガリン✖ショートニング✖アスパルテームなどの人口甘味料)
Q.どれくらいの期間で15㎏も痩せられたのですか?
池さん:半年以上かけて10㎏、その後1年くらいかけて残りの5㎏を緩やかなペースで落としました。リバウンドしない減量の秘訣は我慢や無理をせず、食べたいものも楽しみながらじわじわ落としていけるかどうかだと思います。
Q.お料理教室をされているとのこと、興味津々です。いつ開催されますか?
池さん:よければインスタからチェックしてくださいませ。笑
以上で開催レポートを終わります!
身体に必要な栄養素をバランスよく取ることで、理想のキレイな身体に近づくことができます。我慢や制限をするのではなく「楽しく続けること」が一番大切だという池さんの体験談に共感しました!
最後は参加者の皆さんで集合写真♪
次回、7/20(土曜)にイベント開催決定!
次回も今回同様、講師に池ももこさんをお迎えし「忙しい女性のためのキレイになれるワンプレートレシピ」をテーマに開催します。
座学ではなく、実際に池さんが調理されるところを見ていただいたり、参加していただけるワークショップ型になる予定です。
詳しい概要や開催日時は、メールマガジンやBicle公式LINEにてお知らせいたしますので、お楽しみに♪
料理家・食空間スタイリスト
池 ももこ
profile: 料理家・食空間スタイリスト。”きれいとおいしいはつくれる”をテーマとした料理教室「4step kitchen」を主宰する一方、企業や雑誌、メディアなどでレシピ開発やイベントブース等の空間スタイリングなどの提案にも携わる。簡単4stepでカラダ想いな華やかフード&スイーツには定評があり、2019年よりサンクスギフトの新しい形を提案するオリジナルスイーツブランドをプロデュース中。
HP:http://ikemomoko.com/
Instagram:https://www.instagram.com/i.momoko/ (アカウント:@i.momoko)