CBD

CBDは逆流性食道炎にも効果的?

CBDは逆流性食道炎にも効果的?

「逆流性食道炎」は、もともとは高齢者がなりやすいと言われてきましたが、
食生活の変化やストレスなど様々な要因から、
最近では若者の患者が増加傾向にあるといわれています。

今回は、CBDが逆流性食道炎にもたらす効果についてお伝えします。

逆流性食道炎とは

逆流性食道炎とは

逆流性食道炎とは、胃酸が食道に逆流し、食道の粘膜を刺激することで、
食道炎を起こしてしまっている状態のことをいいます。

もともとは高齢者がなりやすいといわれていましたが、
近年では食生活の欧米化やストレスなどにより、
若者の間でも増加傾向にあるといわれています。

逆流性食道炎の症状

逆流性食道炎の症状としては、

・胸やけ、胸の痛み
・げっぷがよく出る
・胃もたれ、胃痛
・胸~みぞおちの張りや焼けるようなヒリヒリ感
・背中痛
・口やのどが酸っぱい呑酸(どんさん)症状
・咳や吐き気
・喉の違和感、声のかすれ
・消化不良

慢性的な症状として
・お腹の張りや腹痛、下痢
・耳の違和感
・不眠症

などがあげられます。

特に食後や起床時の胸やけや、酸っぱいものがこみあげてくる、などの症状は、
逆流性食道炎の代表的な症状といわれています。

逆流性食道炎の原因

逆流性食道炎が起こる主な原因は、食道と胃のつなぎ目にある
下部食道括約筋の機能の低下や、胃酸過多によって起こります。

ほかにも、

・過食、早食い
・高脂肪食
・アルコール、喫煙
・食べてすぐ寝る
・食事を水分で流し込んで食べる
・肥満
・ストレス
・姿勢が悪い

などの生活習慣がある方は、逆流性食道炎になりやすいといわれています。
意外なようですが、逆流性食道炎にCBDが効果的である研究がでています。

CBDとは?

CBDとは

CBDは、大麻草に含まれる有効成分のひとつで、その摂取により250以上の疾患や健康、美容に効果があるといわれています。

近年では日本でも注目を集めつつあり、CBDオイルやべイプ(電子たばこ)、化粧品などが販売され、様々な方法でCBDを摂取することができます。

CBDの効果

CBDの主な効果としては、

・抗炎症作用
・抗菌作用

・抗不安作用
・鎮静作用
・鎮痛作用
・睡眠の質の向上

などがあげられ、海外の研究では数多くの疾患に対するCBDの効果が研究されています。

また、CBDは「エンド・カンナビノイド・システム」という人間の身体に本来備わっている身体調節機能を整える働きがあり、大きな疾患だけではなく、日頃のストレスやいらいらの解消、リラックス効果、入眠を助けるなど日常の小さな不調の改善にもおすすめです。

CBDが逆流性食道炎に効くとされている理由

CBDとは大麻草に含まれる有効成分のひとつで、
癌やてんかんなどをはじめとする疾患や健康、美容などに
様々な効果を発揮するとして研究が進められています。

CBDは、「CB1」「CB2」などのカンナビノイド受容体を通して
人間の身体に本来備わっている身体調節機能である
「エンド・カンナビノイド・システム(ECS)」に作用することで
免疫や運動機能、感情など、心身の様々な機能を調節しています。

そして、研究ではCBDのもたらす作用が、
逆流性食道炎の症状の緩和にも効果的であるとされています。

抗炎症作用

CBDには抗炎症作用があり、逆流性食道炎における炎症にも
効果的であるとされています。

研究では、免疫システムをつかさどるCB2受容体を介して、
CBDが疾患状態における炎症と過剰運動を抑制することが示されています。

鎮痛作用

CBDには鎮痛効果もあるといわれており、
逆流性食道炎に伴う胃痛などの痛みにも効果が期待できます。

胃酸の過剰な分泌を抑える

胃酸が過剰に分泌するのは、加齢やストレスに伴う自律神経の乱れが
大きく関わっており、分泌機能が弱ってしまうことが大きな要因のひとつです。
弱ることでバランスを保てなくなってしまうのです。

CBDによってECSの機能を正常に近づけることで、
胃酸が過剰に分泌されるのを防ぎ、炎症や粘膜の損傷を
緩和する効果が期待できます。

過食の抑制

CBDは、食欲を抑制することで過食を防いだり、
過食に伴う肥満を改善する効果があるといわれています。

肥満になると、腹圧により胃酸の逆流が起こしやすく、
肥満の方の逆流性食道炎の有病率は高いことが確認されています。

ストレス解消

ストレスは胃腸に影響を与えやすく、ストレスがきっかけで
逆流性食道炎になることもあります。
また、逆流性食道炎は横になることでも症状がでやすくなります。
人によっては不眠症状も招くと言われています。

CBDはストレス解消・リラックス効果があるので、
日常の疲れやストレスを緩和させてくれるかもしれません。

その他のカンナビノイドの効果

最近の研究では、THC(テトラヒドロカンナビノール)が、逆流性食道炎に有効であるという研究結果が報告されています。

THCとは?

THCは、CBDと同じく大麻草に含まれる有効成分の一種です。
しかし、CBDとは異なり、いわゆる「ハイになる」ような精神作用や依存性があるので、日本の法律では使用が禁止されています。

THCにも、

・ストレスやうつの軽減
・食欲増進
・鎮痛作用
・神経保護作用
・抗炎症作用

などがあり、その使用が禁止されている国では医療用途としても使用されたり、その効能について研究がすすめられています。

THCが 下部食道括約筋の弛緩 を軽減

研究では、THCが 一過性の下部食道括約筋の弛緩を軽減できることがわかりました。

下部食道括約筋の弛緩は胃酸の逆流を引き起こし、
逆流性食道炎の原因となります。

先ほどお伝えしたようにTHCには精神作用があり、
日本では違法のため現在使用することはできませんが、
THCも疾患に対する様々な研究が進められています。

現在、日本でも安全性が認められ使用が可能なCBDは、
逆流性食道炎だけでなく、過敏性腸症候群の治療や、
腸の働きにも効果があるといわれています。

胃腸のお悩みを抱えている方は、CBDが症状の改善に役立つかもしれません。

参考:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5665514/
Can Cannabis Treat Gastroesophageal Reflux Disease (GERD)?

※CBDの逆流性食道炎に対する効果はあくまでも研究段階です。
治療の際は必ず医師の相談を受けるようにしましょう。

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こちらもチェックしてみてくださいね。


【監修】豊原悠里

管理栄養士/予防医学指導士
大手化粧品会社にてインナービューティーのカウンセリング、トレーナーを経て、精神科クリニックで管理栄養士・代替医療カウンセラーに従事。発達の問題やメンタルケアを中心に予防医学、栄養療法のコラムやセミナー、執筆サポートをてがける。